土との格闘、そして・・・(2009年5月11日)
おおよその目算ではじめた、庭造り。
予想外の土の量。
運んでも運んでも、目指す丘ができない。
手伝ってくれた周囲の人たちの
「どうするの?これから・・・」という
不安なまなざしをよそに、
やる気満々の私は、大丈夫の一点張り。
「木はどうするの?ついでに植えてもらえば・・」
とんでもない。自分で植えるために、苦労して作った下地なのに、
他人に植えられてたまりますものですか。
どんどん沈んでいく土もやがて小山となり、
目標の丘(よりも、実は少々標高は低めだったのですが
まあ丘は丘です)ができあがりました。
さあ、植えるぞ!いざ、樹木の発注!
実のところ、待ちきれず、フライング気味に
2,3の木は既に到着していました。
さてそれからは、足に長靴、首にタオル。しゃべると鍬を交互に使って、
植える植える。ひたすら植える。
「造園やね!」と評されたのも無理もありません。
樹木の植え方も習って、植える。
運んできたばかりの土でできている庭ですから、柔らかい。
だから、意外と簡単に、穴は掘れる。
まるで、寄せ植え。
こちらダメなら、あちらをと、
掘って植えては、眺める。満足する。
季節は冬ですので、葉っぱはついておりません。
それでも植えている本人は、構図を考え考え、幹と枝だけの落葉した木々を
くるくる回しては、ああでもない、こうでもない、
芽吹いたときの様子を想像しながら、楽しく悩んで植えたのでありました。
しかしながら、やはり、俄か造園師。
初心者の植え込み作業です。
地固めが十分にできておらず、支柱もつけていない。
強い北風に倒れるは、傾くは、その都度補強して、
なんとか南国の短い冬を乗り切らせたのでした。
北の国からやってきた我が家の庭のメンバーたち。
偉い偉い!
この年の春は、例の桜の開花を待つときのように、待ち遠しかったですね。
一番最初に芽をだした、かつらの丸い葉っぱが可愛くて可愛くて、
木を購入させていただいたホームページのオーナーにメールを出したほどでした。
さてこちらが、その春の我が庭の様子です。
ご覧ください。
to be continued
19.02.18.(月) : 土との格闘、そして・・・(2009年5月11日)