買ってもらったばかりの
金色のバックルの付いたベルト付きの
お洒落な水着を着て
あまり得意ではない水泳?というか
川遊びに出かけた小学校1年の夏
カワウソの里 新荘川の
ほとりで ぽちゃぽちゃと
水と戯れておる
小学生と中学生の一団
に
にわかに
ポタリ ポタリ
と大粒の雨
そして
あっという間の土砂降り
堤防に上がって
橋の下まで
突っ走れ!
という姉たちの号令に従い
私と友達
姉とその友達
5人くらいいたかな
ちびっこと中学生の集団が
土砂降りの中を
橋の下目指して
全力疾走を始めた
その刹那
稲妻が
わたしの バックルに
いやあん
雷に打たれて
死んでしまう!!!
と
1年生のわたし
何のためらいもなく
バックル付きの水着を脱ぎ捨て
はだかん坊で 必死で走った
ひたすら走った
稲妻に打たれながら
って
打たれたら死んでるだろうから
稲妻がわが身に向かってきているという
錯覚にとらわれながら
一心不乱に
橋の下を目指した
はだかん坊の
妹のことが
さぞや恥ずかしかっただろう
おそらく
呼び止められたのか
そう
小学生のくせに
わたしが先頭をはしっていた
振り向けば
姉は
わたしの脱ぎ捨てた
水着を拾ってくれていて
橋の下で
雨宿りしている釣り人たちを驚かせないように
わたしも
少々落ち着きを取り戻し
そそくさと
一度は脱ぎ捨てた
水着を 着て
雨が止むのを待った
そんな
強烈な幼児体験から
ともかく
雷が怖い
遠くでなっていても怖い
なのに
昨夜
というか
今朝の雷は何???
爆弾投下
B29か
ロシアの攻撃か
そんでもって
我が家は
小屋裏を見せた造りになっている
つまり天井がない構造なので
ガルバの屋根に落ちる
雨の音と
閃光と
とどろく 雷鳴で
目が覚めた
直ぐにやむだろうと
寝返りを繰り返し待ったのだが
止まない!
どんどん ひどくなる
もしや
また 雷に打たれては困る
って
一度も打たれてはいないけれど(*´з`)
そう思ったわたしは
階下に降りて
身を潜めた
夫は爆睡していた
2階より1階の方が
雨の音も
比較的静かだからか
あの
ものすごい
凄まじい雷鳴をもろともせず爆睡したいた
驚いた
ともかく
すごい雷
こちらが
その様子

×印が 落雷の場所とのこと
そりゃこれだけ落ちれば
ああなるわな
恐ろしい夜の出来事だった
22.09.02.(金) : 稲妻が・・・