家こんなこと

ようこそ てーちゃんブログへ

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爪の話しを再放送するにあたり

過去のブログを探していたのだけれど

確か爪の話しの結末は

高知大学医学部の旧手術室で受けた

手術だった と記憶している

しかし

過去のブログをいくら探しても

最後は

最初の診断から 始まって

あっさりと 

「ここでの診察はこれで最後にしましょう」

で結ばれている 記事しか 残っていない

でも

その物々しい検査ののち

次の予約時に

確かに 手術室に歩いて行って

手術を受けた

 

夢ではない・・・

 

確か

手術をしましょう

それならば

ここではなく 大学でやるほうがいいですから

と言われて

大学に行った のだったもの

まだ それほど ボケてるつもりはないから

記憶は確か・・・

 

でも 何故だか

その特筆すべき手術の記事が無い

どこを探しても無い

無い なにか 証拠の写真でも

写真も探すが 無い

だから

記憶をたどりながら

その手術の ことを

アップしておこうと思う

 

しかし

今となっては

それが 平成25年の年末だったのか

明けて26年の冬だったのか そこすら定かではない

確か

高知大学医学部の旧手術室使用期間の

最終くらいの時期だったと思う

 

私を手術室までいざなってくれたナースが

「ここでの手術も もう最終です

記念になりますね」

みたいな 話をしていたから

******************************

 

検査も物々しかったので

覚悟はできていたが

手術当日

もちろん歩いて いつもの皮膚科待合で待っていた

 

午後からの手術だった

人気のなくなった待合に

お迎えのナースが来てくれて

歩いて手術室まで行った

 

そこは

手術室という表示の自動扉を抜けると

長い廊下の左右にいくつもの扉の並んだ

重症の患者さんを治してあげる用の

ものものしい 手術室群だった

 

わたしは

なんだか 申し訳ない気持ちで

その重たい廊下を歩いた

そのシーンははっきりと記憶に残っている

 

たったの左手中指の爪の根もとに

しかも あるのか 無いのかもわからない

腫瘍?を除去する

ままごとみたいな手術のために

 

しかし

ままごとだなんて とんでもない

テレビてみるのと同じように

厳重に すべての準備が整えられている

わたしのための手術室に入った

その途端

 

その瞬間から

私自身も

本格手術モードに切り替わった

 

まず

横たわる

器械だしのプロのようなナースが入ってきて

まず 名前を名乗ってくれたような・・・

そして てきぱきと

わたしに

酸素チェックの装置をつけた

いや つけてくれたのは

ドクターだったのかも・・・

指の先挟んで ぴっぴ となるやつ

装着したとたんに

手術室の効果音は 万全となり

ぴっぴ という器械の音とともに

ままごとのはずだった手術が

白い巨塔のごとくに

開始された

 

なんと物物しい

そして

いやあ

このあたりの下りは

書いた覚えがあるのだけれど

 

ベッドに横たわった私は

「あのぉ

時間はどのくらいかかりますか?」

と尋ねた

大きな時計があったような気がする

 

30分ほど と言われたか

そこは 忘れた

 

もしかしたら

何時何分 手術始めます

よろしくお願いします

みたいな くだりだったかもしれない

その辺はうろ覚え

 

次に起こったことは

一生忘れない

まず

このちっぽけな左手中指に

大きな注射を4本

麻酔という名目の4本の注射器が準備されていた

 

最初の注射が一番怖かった

注射器の中の液体より

中指の容積のほうがあきらかに小さい

 

わたしの

飽和状態となった中指は

見る間に 紫色に変色していった

 

それを見た私が

ひえ~と驚くのを見て

ベテランナースが

即座に わたしと指との間に

衝立を 施した

どこから持ってきたのかは知らないが

すばやい作業だった

 

なので

その後の 処置は見えたかったが

もちろん 痛みは全くなく

なんということもなく

手術は 終了した

しかし

 

教授が術前におっしゃっていたような

爪の根本にあるはずの

腫瘍?のようなものは

「無かったです」

あっさり

 

と術後に知らされた

 

じゃあ なんだったのか

手術室には そのベテランナースのほかに

いつも診てくれていたドクターと

そのほかに2人のドクターがいて

一番若いドクターが

執刀してくれた

ままごとみたいな手術の割には

立ち合い者がやけに多いな

感じたのだが・・・

 

そういえば最初の受診前に

学生の勉学の助けとなります

みたいな内容にサインした覚えが・・・

ともかく

手術の練習台には なったということか

 

大山鳴動して鼠一匹?

でも まあ

あれ以来

原因不明の

爪の異常は 発生して は いない

 

手術のおかげか・・・・も・・・

しかも 新米ドクターの練習にはなっただろうし

 

ま 終わり良ければ総て良し

めでたし めでたし

以上

数年前に私の爪に起こった

非常事態の 後述筆記?でした

 

ここまで 書いておかないと

画竜点睛を欠く ですので(*^^*)

 


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19.06.18.(火) : 確かに手術をしたはず・・・

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