珍しく
祝日の午前中 家にいた
午後から仕事なので
流し運転で 家事をしていた
その 耳に
「ショップジャパン
なんたら ショッピング」
という声が 飛び込んできた
一つで8役
便利圧力電気釜
ふぅーん
こうして みんな だまされるがよ
お金のある主婦 ターゲットやね
いかんいかん
と
他人事感 満載で
皿洗い続行の わたし
すると
「高橋まあさ さんも 推薦!!!」
というから ちょっと気になって
テレビに目をやる
まあさ さんが
「もともと 料理好きな家庭で育ってまして
でも 忙しくて
これがあれば
あっという間に 料理ができるんです
先日も
風邪ひいて
毎日 これで サムゲタン作って食べました
元気もりもりです」
いかん
もう
このころには
ふぅ~ん
から
なに なにぃ???
に変化しておった わが心
もう わが 目 わが 耳は
テレビに吸い付いていて

ごはんが6分で炊ける!!!!
えええええええ!!!!!
仕事から帰って
一粒の飯もない日々 チラホラ
大慌てで ごはんを炊いて・・・
大慌てなもんだから
昨年末には
指輪 どこにはずしたか わからなくなり
長年 愛用していた 小松菜リングを
失った
家の中で・・・トホホ
なもんだから
6分で炊ける ごはん という言葉と
今から30分以内にお電話した方には
さらに5000円の値引きだったか4000円だったか
知らんけど
30分以内という言葉に踊らされ
仕事の時間も迫っておるのに
気づけば
0120をダイヤルしていた わたし
約束の時間まで
あと少し・・・
じたばたと
次回に続きます
次回は 明日アップ予定です
20.02.12.(水) : てるの 絶対専業主婦になってはいかん!!!その1
雪中行軍のお話は続きます
この記事からご覧いただいている方
お時間があれば
一つ前の記事から
ご覧ください
***********************
「乗せて行こうか?」
という やさしい声を背に
「大丈夫(^O^)/」
と
元気よく勢いつけて歩き始めた私
![mono60[1]](http://blog-imgs-88.fc2.com/i/e/k/iekonnakoto/20160214143824c27.gif)
あっという間にできた準備であったおかげ?で
たくさん持ってる ニット帽にも
手が伸びておらず
あたまは スースー
こんな時のために あるのにぃ・・・
雪中行軍にしては
軽装

おまけに
家を出るときには
タクシーに乗る予定だったので
懐中電灯など
持っているわけもなく
ひと気のなくなった
街灯もない 山あいの道を
さくさく と
歩き始めたのでした
ひたすら 滑らないように
とだけ 心がけ
車のわだちを避け
わざと
路肩の 積もった雪の上を
さく さく さく さく
人っ子一人
通りません
降り続く雪
ここは どこなのか?
と錯覚してしまいそうな世界
![mono141[1]](http://blog-imgs-88.fc2.com/i/e/k/iekonnakoto/20160214143932dd6.gif)
でも 意外と明るい
これが 雪あかり?
さくさく さくさく
そういえばイノシシが道の真ん中にいたこともある
大丈夫よね
この雪だと
彼らも 寝床にいるはず
そんなことを考えながら
さくさく さくさく
ひたすら 歩く
タクシーでそのまま
高知まで行こうと思っていたのですが
ここまですら入って来られない
タクシーに乗って
須崎 高知間を走るなんて・・・
無理(-_-;)
さくさく さくさく
ひた歩く私のポケットの携帯が鳴る
相棒のMから
「お迎えに行きましょうか?」
こちらの事情を説明し
「えー!!!
歩いているんですか?」
迎えも無理
そろそろ国道近くまで来るほど歩いている
ということに驚いたMとは
JR多ノ郷駅で待ち合わせることに
イノシシに警戒しながら
歩いた夜更けの雪中行軍も
そろそろ終わり
さあ着いた
と思ったら
タクシー!!!!
待ってる場所がはるかかなた
しかも 進行方向と反対の方向を向いて停車
私は 20分は歩いたぞ( `ー´)ノ
なんで 向きを変えてないの!!!
かなたのタクシーまで歩き
乗り込んで
「多ノ郷駅まで」
と言ったら
「えええ もう脇道には入れません」
って
山の中に入らなくても
行けますから
多ノ郷駅まで
とは 口に出さず
もう一度 今度はゆっくりと
「おおのごうえきまでおねがいします」
と言って
ご納得いただき 出発してもらいました
が
雪道での
方向転換は簡単にはできないらしく
しばらく反対方向にゆるゆると進んでから
やっとこさ 駅へと向かってくれました
国道に出ても
人影はもちろん
車もあまり走っておりません
ああこれで 一安心 と
タクシーに乗ってから
急いで携帯を取り出し
「迎えに行こうか?」
と 相棒Mに
「もう着いてます!」
なぬ!
そうか 自宅から脱出困難だったのは
私だけ?
では 午後10時発の列車に間に合わなければ
私のせい
超安全運転の運転手さん 頑張って(^O^)/
と
慌てて
多ノ郷駅をめざしてもらったのでした
![mono95[1]](http://blog-imgs-88.fc2.com/i/e/k/iekonnakoto/20160214144443753.gif)
到着したら
エスキモーかと思われるようないでたちのMが
お出迎え
おうおう 君も苦労したね
と
労をねぎらっておりましたら
「乗せてきてもらいました」
・・・・・・・って
てっきりMも
自宅から歩いて駅まで来ているのだと
勝手に思い込んでおりましたので
ちょっと ひとりぼっちに・・・
あの豪雪?地帯を
さくさく ぎゅっぎゅっと
イノシシに襲われるかもしれないなどという
恐怖心に苛まれながら行軍する
という
南国土佐にしては
たぐいまれな経験をしたのは
私だけ
TRUNO一人だけだったのね・・・
Mよ
君は同志ではなったのか( 一一)
そんな こんなで
感動の再会(夕方会社でさよならしたばかり)のあと
ひとしきり
その雪中行軍の話でもりあがり
ふと振り返ると
その用心深いタクシードライバーは
まだ 駅前のロータリー?で
進路変更をしている最中でした(-_-;)

日下駅くらいまでは
こんな感じでしたが
高知駅に降り立ってびっくり
街は カラッカラに乾いてました
長靴に傘という我々の出で立ちは
完全に 浮いており
それもおかしくて
「なに?これ?」
ギャハハハ と
夜更けに駅前から乗り込んできた
やたらテンションの高いおばんちゃん二人組に
こちらのタクシーの運転手さんも
ちょっと 引き気味・・・
まあ その類い稀な経験のおかげで
その日を逃せば1年後 という
有難ーい講習には
無事参加することができたのでした
めでたし めでたし
おしまい(^O^)/

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20.01.21.(火) : 雪中行軍 雪あかり(2016年2月17日)
この雪景色は4年前のちょうど今頃のお話し
我が家は 毎年 こんな雪に見舞われるのですが
今年は 暖冬 どうなることか
********************
昨年12月初め
宅建合格の知らせを受け
本格的に
講習やら 何やら 始まったのですが
2年間の実務経験に代わる講習というのがございまして
それを受ければ 登録できる
晴れて宅建士 という資格
宅地建物取引士証
というものが いただけるわけです
合格しても
まだ 道のりは遠く
まずは その実務講習をうけねばならない
そして
その実務講習の日が
1月20日 27日 の両日であったわけです
お気づきの方もいらっしゃるかと思います
その両日は
南国土佐でも 大雪に見舞われ
交通網は麻痺し 大変なお天気の日でした

時は その前日
1月19日朝
我が家の周りはこんな感じ

うわあ
と言いながらも
車で出勤できました
そして
その夜
翌日に講習を控えた私とスタッフM
夜の間に移動しておいたほうがよいのではないか
とは思ったのですが
相棒のMは
3人の子持ち
そう簡単に 前夜から家を空けることは難しい
では 一人だけぬけがけも ずるい と
のんびりテレビを見ていた
午後8時前
相棒のMより
「雪すごくないですか?」
と電話
見ると
ちらほらと つもりつつある雪
講習担当の方に連絡
「あのぉ
雪がすごいんですけれど
講習の日程を変更できますか?」
と聞いたら
「明日の講習を逃すと1年後になります」
えええええええええええ!!!!!!!
せっかく今年受かったのにぃ!!!!!!
来年になる
ありえん
私は Mを裏切ることにしました
Mを捨ててでも 行かねばならぬ
そう腹を決めた私の動きは速かった
まず
タクシーを呼ぶ
一応 M に電話
すると
なぜか
Mも今夜行く と言う
どうして そうなったのかは
この際 知らん
私のやらねばならないことは
この家からの脱出
あっと言う間に準備完了
とるものもとりあえず
家を飛び出したのでした
タクシーも
我が家に上る坂は無理かと
呼んだ時点で
坂の下まで歩くと言ってあったので
傘をきて
そのまま 坂の下まで歩き
タクシーを待っておりました
本当に瞬時に準備ができたので
タクシー会社に伝えた時間より
15分も早い

このまま ここで突っ立ていたら
雪に埋もれる
てくてくと歩いた私の足跡の上に
どんどんと降り積もる雪
そして
数分
お隣の新婚さんが戻ってくる
車でドライブ???
こんな日に
で 坂を上がろうとするけれど
スリップして上がれない
なのでか
もう一度 ドライブに出かけて幸せカップル
二人なら どこで遭難してもよいのね
お幸せに(^O^)/
冗談抜きで
それくらい 降っていましたから
すると
電話のベル
「タクシー会社ですが
タクシーは もうそこまでは行けません
国道のところまで歩いてきてください」
行く!
と決めていた私の返事は早い
躊躇なく
「はい」
と応えて
歩こうとしてたら
新婚カップルが戻ってきて
「タクシーが立ち往生しちょったで」
・・・・・ 乗せていってもらえばよかった ・・・ そこまで行っていたのなら・・・
と甘い考えが頭をよぎったのですが
しょうがない
傘の上に降り積もる雪を払いながら
笠地蔵様 みたいや
と
約1キロの雪道を
歩き始めた 私でありました
to be continued

20.01.19.(日) : かさじぞう 雪中行軍 パート1(2016年2月15日)