この雪景色は4年前のちょうど今頃のお話し
我が家は 毎年 こんな雪に見舞われるのですが
今年は 暖冬 どうなることか
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昨年12月初め
宅建合格の知らせを受け
本格的に
講習やら 何やら 始まったのですが
2年間の実務経験に代わる講習というのがございまして
それを受ければ 登録できる
晴れて宅建士 という資格
宅地建物取引士証
というものが いただけるわけです
合格しても
まだ 道のりは遠く
まずは その実務講習をうけねばならない
そして
その実務講習の日が
1月20日 27日 の両日であったわけです
お気づきの方もいらっしゃるかと思います
その両日は
南国土佐でも 大雪に見舞われ
交通網は麻痺し 大変なお天気の日でした

時は その前日
1月19日朝
我が家の周りはこんな感じ

うわあ
と言いながらも
車で出勤できました
そして
その夜
翌日に講習を控えた私とスタッフM
夜の間に移動しておいたほうがよいのではないか
とは思ったのですが
相棒のMは
3人の子持ち
そう簡単に 前夜から家を空けることは難しい
では 一人だけぬけがけも ずるい と
のんびりテレビを見ていた
午後8時前
相棒のMより
「雪すごくないですか?」
と電話
見ると
ちらほらと つもりつつある雪
講習担当の方に連絡
「あのぉ
雪がすごいんですけれど
講習の日程を変更できますか?」
と聞いたら
「明日の講習を逃すと1年後になります」
えええええええええええ!!!!!!!
せっかく今年受かったのにぃ!!!!!!
来年になる
ありえん
私は Mを裏切ることにしました
Mを捨ててでも 行かねばならぬ
そう腹を決めた私の動きは速かった
まず
タクシーを呼ぶ
一応 M に電話
すると
なぜか
Mも今夜行く と言う
どうして そうなったのかは
この際 知らん
私のやらねばならないことは
この家からの脱出
あっと言う間に準備完了
とるものもとりあえず
家を飛び出したのでした
タクシーも
我が家に上る坂は無理かと
呼んだ時点で
坂の下まで歩くと言ってあったので
傘をきて
そのまま 坂の下まで歩き
タクシーを待っておりました
本当に瞬時に準備ができたので
タクシー会社に伝えた時間より
15分も早い

このまま ここで突っ立ていたら
雪に埋もれる
てくてくと歩いた私の足跡の上に
どんどんと降り積もる雪
そして
数分
お隣の新婚さんが戻ってくる
車でドライブ???
こんな日に
で 坂を上がろうとするけれど
スリップして上がれない
なのでか
もう一度 ドライブに出かけて幸せカップル
二人なら どこで遭難してもよいのね
お幸せに(^O^)/
冗談抜きで
それくらい 降っていましたから
すると
電話のベル
「タクシー会社ですが
タクシーは もうそこまでは行けません
国道のところまで歩いてきてください」
行く!
と決めていた私の返事は早い
躊躇なく
「はい」
と応えて
歩こうとしてたら
新婚カップルが戻ってきて
「タクシーが立ち往生しちょったで」
・・・・・ 乗せていってもらえばよかった ・・・ そこまで行っていたのなら・・・
と甘い考えが頭をよぎったのですが
しょうがない
傘の上に降り積もる雪を払いながら
笠地蔵様 みたいや
と
約1キロの雪道を
歩き始めた 私でありました
to be continued

20.01.19.(日) : かさじぞう 雪中行軍 パート1(2016年2月15日)